火打ち材(ひうちざい)とは、木造建築において、軒桁や妻梁などのように、建物に対して水平に直交する部材の隅を補強するために、斜めに入れる部材のことです。火打ち材により、建物の四隅が強化され、建物の角が安定し、地震等によるゆがみを防ぐことができます。また、梁や桁に取り付けるものを火打ち梁、土台に取り付けるものを火打ち土台といいます。
用語監修:
鈴木美由紀
資格情報:宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、不動産コンサルティングマスター
約20年の不動産会社経営を経て、現在は株式会社週刊住宅タイムズ 代表取締役。1960年創刊の不動産業界専門紙「週刊住宅」の編集長を兼務。
詳しく見る