水セメント比とは、水とセメントの割合を表わす重量比のことで、W/Cと表記されます。セメントの硬化には、水の存在が不可欠となり、その重量比では約40%が必要とされます。40%を超える水分は遊離するため、ひび割れの原因とされます。しかしながら、蒸発等の影響を考慮する必要があるために、水セメント比は、50%前後で調整されることが一般的です。
用語監修:
鈴木美由紀
資格情報:宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、不動産コンサルティングマスター
約20年の不動産会社経営を経て、現在は株式会社週刊住宅タイムズ 代表取締役。1960年創刊の不動産業界専門紙「週刊住宅」の編集長を兼務。
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