不動産用語集
茶室の構造
茶室の構造(ちゃしつのこうぞう)は炉畳・手前畳・洞庫・茶道口・貴人畳・客畳・躙口・踏込畳などから構成されます。それぞれの位置や役割が決まっており、炉を切ったすべての畳である炉畳、亭主が点前を行う場所の畳である手前畳、茶室の道具畳の脇に設ける戸棚である洞庫、亭主が茶をたてるための出入り口である茶道口、床の間の前に敷く畳である貴人畳、客の座る畳である客畳、茶室の客用の入口である躙口、茶道口または給仕口に近いところにあって、亭主が茶室に入るとき最初に踏み込む畳である踏込畳などから構成されます。
- ※本説明は1つの解釈であり、不動産関連会社および取引当事者などがこの認識を持っていることを保証するものではありません。
- ※法律・税制は最新のものをご確認ください。
基礎・構造の用語
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用語監修:
鈴木美由紀
資格情報:宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、不動産コンサルティングマスター
約20年の不動産会社経営を経て、現在は株式会社週刊住宅タイムズ 代表取締役。1960年創刊の不動産業界専門紙「週刊住宅」の編集長を兼務。