都心のマンション「西」vs「東」買うならどっち? 【OCN不動産】

都心のマンション「西」vs「東」買うならどっち?

都心のマンション「西」vs「東」買うならどっち?

東京都心において、大きく分けて西と東、あなたならどちらのエリアのマンションを買いますか?住宅価格は一般的に西高東低といわれていますが、住まいは価格だけでは選べないもの。価格プラスアルファそれぞれの特徴や住み心地を比べてみて、自分にぴったり合ったエリア選びをしたいものです。今回は東京都心 西vs東についてじっくり探ってみたいと思います。

どれだけ違うの? 西vs東「住宅価格」

まずは気になるマンションの価格をざっくりと比べてみましょう。中古マンションが実際にどのくらいの価格で取引きされているかを、国土交通省が不動産の取引価格情報を公表しているサイト「土地総合情報システム」で平成21年10月22日に公表された平成21年第2四半期(04〜06月)分の、東京23区分の中から、オフィスが集中する千代田区や中央区を挟んで西から「渋谷区」、東から「葛飾区」を例としてピックアップし、行政区単位で実際に取引きされたマンションの平均の価格と広さを調べてみました。

それによると、西エリアの渋谷区では店舗や事務所を除いたマンション等の住宅取引事例は42件あり、平均価格は6326万円で広さは52.14m2でした。一方東エリアの葛飾区では、同じく取引事例は33件あり、平均価格は1745万円で広さは49.84m2
これを単純に坪単価として比較してみると、渋谷区が401万円/坪、葛飾区が115万円/坪と、なんと3倍以上もの差がありました。

もちろん交通利便性や立地などさまざま違いがあったり、渋谷区にはブランド立地として突出した高額なマンションも多数あるため、単純に比較するのは難しいものの、ざっくり見ただけでも、これだけ価格に差があるという感覚はおおまかに掴めるでしょう。
住宅価格は西高東低といわれていますが、オフィスが集中するエリアからの距離ではさほど大きく変わらない同じ東京23区の行政区どうしでも、西と東ではこれだけ差があるというのが現状です。

[渋谷区] 平均価格:6326万円 平均面積:52.14m2 坪単価:401万円/坪 [葛飾区] 平均価格:1745万円 平均面積:49.84m2 坪単価:115万円/坪

西と東、それぞれどんな特徴があるの?

では、それぞれどんな特徴があるのでしょうか。探ってみましょう。

  • 西エリア
    • ・ 住宅価格が高い
    • ・ いわゆる山の手と呼ばれる高台に良質な住宅街が形成されている
    • ・ 新宿、渋谷、池袋をはじめとする人気のスポットがターミナルで商業施設が充実
    • ・ 原宿、表参道、青山、代官山など東京を代表するお洒落スポットがあり、ショップやカフェなども充実
    • ・ トレンドの最先端で街に刺激や変化が多い
  • 東エリア
    • ・ 住宅価格が比較的リーズナブル
    • ・ 下町情緒溢れる古くからの商店街などが充実
    • ・ 東京、新橋、上野などがターミナル
    • ・ 丸の内、汐留などを中心とするオフィス街に通勤しやすい
    • ・ 丸の内、汐留、日本橋、秋葉原などは近年再開発でショッピング街も充実し利便性アップ

西vs東 ヒトコトでいうと、どんな人が向いてる?

では、これらの特徴を踏まえて、具体的にどんな人に向いているといえるでしょうか。

  • 西エリア
    • ・ ブランド志向の強い人
    • ・ 住まいにステイタスを求める人
    • ・ トレンドに敏感でいたい人
  • 東エリア
    • ・ 生活関連コストに敏感な人
    • ・ とにかく通勤重視な人

住宅だけではなく、商業施設も西に比べ家賃が安い分、商店・スーパーなどでも価格が安いところがあるなど、東は生活全般的に西より低コストで済むため、住宅コスト以外にも無駄なお金は使いたくないという合理的な人には東エリアは向いているといえるでしょう。車を所有したい人なども、駐車場の料金は住宅価格や家賃と同じく、東のほうが安いコストですみます。

また、東エリアには下町情緒を残す駅前商店街などもあり、ふとした店での買い物の際にも声をかけてくれたりと、昔ながらの人と人との温かい触れ合いなどがあることも。そんな都会過ぎないゆるさやつながりを求める人にも向いているといえるでしょう。

一方で“環境もお金で買う”というくらいエリアに対するブランド志向が強く、「●●に住んでいる」 と誰かにいうときに自慢できる立地がいい、と考えるくらいの人はやっぱり西エリアを選ぶといいでしょう。
まためまぐるしく変わる都心は新たなトレンドが常に反映されているもの。渋谷あたりをブラブラ散歩しているだけでも、今何が流行っているかなど肌で感じることができたりします。トレンドに敏感でいたいなら、人気スポットが身近な西エリアがいいでしょう。

また、ここでは詳しく紹介していませんが、資産価値という部分で言うと、マンションの価格下落は強いブランドに支えられた立地のほうが下落が少ないという側面もあります。生活全般的には高コストになりがちな西エリアも、結局売ることを考えればトータルではかなりお得感が出るということもあり得ます。

いずれにせよ、東京都心ひとつとっても選ぶエリアによって、マンション価格はもとより生活も大きく変わります。自分自身の志向やライフスタイルとエリアの特性を照らし合わせて、自分にぴったり合うエリアを選んだうえでの家探しが、満足のいく、失敗しない住宅購入のための第一歩だといえるでしょう。

いかがでしょうか?「西エリア」と「東エリア」あなたならどちらを選びますか?

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千葉 由里 (不動産・住生活ジャーナリスト)
千葉 由里 (不動産・住生活ジャーナリスト)

住宅やオフィスビルの企画開発・設計管理、販売、管理設計業務など7年あまりにわたる不動産全般にかかる業務を経て、住宅情報誌の編集に携わる。
住宅総合サイトの編集長を経て、売り手、買い手、両方の立場という独自の視点から、不動産の最新トレンドをもとに消費者に役立つ情報提供を行っている。

All About「家の買い替え・売却」ガイド
宅地建物取引主任者

■近著
おひとりさまのマンション購入(成美堂出版)

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