用賀駅周辺の住みやすさ・評判情報

　用賀駅から砧公園までは、用賀プロムナードという心地よい遊歩道として整備されている。1キロほど続くプロムナードの砧公園側500mは、淡路瓦が敷き詰められていて、瓦を葺くという意味の“いらか”から「いらか道」と呼ばれている。
道中には、瓦で作った橋をかけた人工の水路があったり、一人掛けや寝転がれるくらいの広さのものなどユニークなベンチがいくつも置かれていたり、大きな鬼瓦のオブジェが顔を出していたりと、遊び心たっぷり。また、瓦には百人一首の和歌が刻まれていて、清少納言などおなじみの歌人の歌もあるので、読みながらのんびり散歩を楽しみたい。

　砧公園といえば、東京随一の桜の名所。東京ドームおよそ8個分にもなる広い敷地にはソメイヨシノやヤマザクラなど約930本が植えられていて、シーズンには各地からたくさんの人が訪れる。もともと都営のゴルフ場だった緑地を、家族で楽しめる公園をテーマに造成し、1957年に砧公園として開園した。園内は芝生が広がるファミリーパークを中心に、野球場やサッカー場、サイクリングコース、バードウォッチングエリアなどがあり、多目的に利用できる。
遊具で元気いっぱいに遊ぶ子供たちや芝生でお弁当を広げる家族連れ、植物の撮影に没頭する写真愛好家など、その過ごし方はまさに十人十色だ。

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世田谷美術館

砧公園北側にあって、アンリ・ルソーなどの素朴派や世田谷ゆかりの作家の作品を収蔵する美術館。常設展に加え、世界の美術館と提携した企画展も開かれていて見どころが多い。敷地内にはガラス張りになった開放的なレストランもあり、美術鑑賞の後にぜひ立ち寄ってみたい。

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